青汁の良さとおいしい飲み方

青汁を飲むと便が緑色になる?

体に良いといわれている青汁を飲み始めた人が、便が緑色や黒色になって心配しているという話をよく聞きます。急に便の色が変わったら、青汁が原因なのだろうとは思うけれど、本当に体に合っているのか、逆に体に悪いのではないかなどと心配になりますね。これは、よくあることなのですが、では、なぜこんな現象が起こるのかをご説明します。

便を緑にする原因はなんですか?

青汁の原材料であるケールや大麦若葉、明日葉などは葉緑素や鉄分がたくさん含まれています。葉緑素はもともと体に吸収されない成分なので、排出され便を緑に変えているのです。

せっかく飲んだのに、排出されてしまったら体に良いとはいえないのでは?

葉緑素は栄養素ではないので排出されますが、鉄分などのほかの栄養素は分解され、効能を持つビタミンやミネラルは吸収され、不要なものや吸収されないものが老廃物などと一緒に排出されています。ですから、青汁の栄養成分がすべて出て行ってしまったというわけではないのです。

緑の便は安心していいのですね?

ほとんどは上記の原因ですが、まれに違う原因の場合もあります。たとえば、大腸や小腸の動きが弱くなっている場合です。この場合、肝臓から分泌される胆汁が腸で吸収されにくく、胆汁に含まれるビリルビンという成分が空気に触れて酸化し、黄色から緑に近い色に変化します。このビリルビンが便に多量に含まれた状態で排出されると、便が緑色になります。これは腸の働きが不完全な乳児にもよく見られる症状で、病気ではありませんので、心配する必要はありません。

注意が必要なのは、赤血球が破壊されて起きる溶血性貧血や、肝臓にトラブルが起こって胆汁が分泌されすぎて便が緑や黒になるケースです。めまいや倦怠感、あるいは黄疸などの症状がある場合は、すぐに病院で診察を受けましょう。

また、黒っぽいドロドロの便の場合も注意してください。タール便といって、血液が混じっている場合があるからです。

大量の出血がある胃潰瘍、胃ガン、十二指腸潰瘍などの疑いがあるため、できるだけ早く受診されることをお勧めします。

青汁を飲んでいるのに、緑色の便が出ないのですがいいのでしょうか?

青汁に含まれる葉緑素の量や質、あるいは空腹時に飲んだ場合などで変わります。また、直前の食べ物でも便の色は変わります。今まで緑色だったのが、元に戻ることもよくありますので心配ありません。